AGA(エージーエー)とは、成人男性によくみられる、髪が薄くなる状態のことで、「男性型脱毛症」という意味です。
Ⅱ型
Ⅲ型
Ⅳ型
Ⅴ型
Ⅵ型
Ⅶ型
AGAの脱毛はDHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンが高濃度になり、これがヘアサイクルの成長期を短くする原因と考えられています。
男性ホルモンのテストステロンが、5αリダクターゼという還元酵素の働きで、ジヒドロテストステロンに変換され、これが毛乳頭細胞にある受容体と結合して、髪の成長を抑制してしまうといわれています。
成長期が短くなることにより、髪の毛が長く太く成長する前に抜けてしまいます。十分に育たない、細い短い髪の毛が多くなると全体として薄毛が目立つようになります。
※5αリダクターゼの働きには個人差があり、遺伝が強く影響しているといわれています。 ※ヘアサイクルの乱れ
(フィナステリド、ミノキシジル、補助サプリメントによる内服治療)
1.フィナステリド・デュタステリドによる内服治療
AGAを引き起こす原因であるジヒドロテストステロン。これはテストステロンが5α還元酵素によって変換された物質です。つまり5α還元酵素が無くなればジヒドロテストステロンは生まれません。フィナステリドはⅡ型の5α還元酵素阻害し、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の5α還元酵素阻害作用 があります。これらの薬剤は脱毛を抑制し、発毛効果が期待できます。当院では、フィナステリド(1mg)とデュタステリド(0.5mg)を採用しています。
2.ミノキシジルによる内服治療
ミノキシジルという薬効成分は元来発毛を目的としたものではなく、ファイザー社の高血圧治療薬でしたが、強い発毛効果が副作用として発見されたことから成分を希釈調合して発毛医薬品が認可されました。すなわち、ミノキシジルは発毛促進薬と考えてください。当院では、ミノキシジルタブレット(ノキシジル)を採用しております。
3.ミノキシジルによる外用薬治療
当院では、5%ミノキシジル外用溶液(60ml)の処方も行っております。 これを頭皮に塗布することで、脱毛を抑えて発毛を促します。
多くの女性が悩むびまん性脱毛症をご存知ですか?
最近では女性でも脱毛や薄毛の悩みをもつ方が増えています。びまん性脱毛症とは、女性にみられる脱毛症のことで局所的な脱毛ではなく、髪が細くなり頭髪全体が薄くなることをいいます。
特に中年以降の女性に多く見られる脱毛症で女性型脱毛症ともいわれており、市販の育毛剤などが効きにくい傾向にあります。
薄毛の程度や個人の体質によっては市販の育毛剤で十分な効果が得られるケースもあります。
しかしそういったケースは稀です。多くの人は市販の育毛剤に愛想を尽かし、クリニックに来られます。
当院での薄毛治療は、それぞれの状況や希望に合わせた治療を提案しております。当院が推奨した効果の高い育毛剤とサプリメントを併用する治療が、多くの方に効果を上げています。
AGA(男性型脱毛症)との違い
前頭部の生え際が後退するのではなく、毛髪が全体的に薄くなっていくので、脱毛部分の境界がはっきりしなくなります。 その結果、髪にボリュームが無くなり、ペタッとした印象になってしまいます。
円形脱毛症との違い
分的に脱毛する円形脱毛症とは異なり、脱毛部分の境界線があいまいで、髪の毛全体がまんべんなく薄くなっていきます。 これも髪にボリュームが無くなり、ペタッとした印象になってしまいます。
当院での女性型薄毛・脱毛治療法
(ミノキシジル外用薬の頭皮塗布、女神、補助サプリメントによる内服治療)
・手軽で費用負担も抑えた薄毛治療
・女性特有の、頭髪全体が薄くなる「びまん性脱毛」を改善
・3ヶ月で70%の方の抜け毛が減少
※ Merz Pharmaceuticals社の臨床試験結果より。
ミノキシジルは血管拡張剤の1つで、最初は高血圧の経口薬として用いられていました。
これが後に髪を育成し脱毛症を回復させる効果が発見され、1980年代に現在のファイザー製薬が、薄毛や脱毛症の治療用として、ミノキシジル外用溶液(商標名:ロゲイン)の販売を始ました。
これを頭皮に塗布することで、脱毛を抑えて発毛を促します。
今まで当院で取り扱いのありました女神とほぼ同等の成分だけでなく、成長因子で毛根を刺激するコロストラム、女性のアンチエイジングに効果的な馬プラセンタが加わり、髪に艶やハリ、コシを取り戻してくれます。
毛髪の成長を促しながら、脱毛の抑制が期待できるサプリメントです。
また、肌を若々しく蘇らせ、エイジングケアも期待できるなど、髪や肌などに悩みのある女性に、幅広く対応した「女性専用育毛サプリメント」です。
さらに、身体全体の健康の質を高めてくれるため、身体全体を健康に導きながら、毛髪の成長、肌の再生を促すとされる新しいタイプのサプリメントです。
繊細な女性の身体を考え、ホルモン系に影響を与えることなく育毛サポートが期待できるため、無理な負担をかけずに育毛サポートが期待できます。
・抜け毛が増え、薄毛が気になり始めた方
・髪のボリュームが減り、ヘアスタイルがうまくいかない方
・出産後に抜け毛が増え、薄毛が気になる方
・パーマやカラーリングを繰り返していたら、薄毛になってきた方
・ストレスや生活習慣の乱れのせいで抜け毛が増えた
臨床試験では、3ヶ月間の使用で70%の方の抜け毛が減少、そして20%の方は抜け毛がほとんど無い状態にまで改善する結果が確認されています※
これまで副作用の報告も無く、安全性が高い薬のため、継続的・長期的にご使用いただけます。
※ Merz Pharmaceuticals社の臨床試験結果より。
用法・用量 | 成人は1日3カプセル(朝・昼・夕食後に1回1カプセル)を少量の水で服用。 ※ 効果を得るためには最低でも3ヶ月間の服用をお勧めします。 ※ 効果を持続し、美しい髪を保つためには6ヶ月から12ヶ月の長期服用を定期的に行うのがよいでしょう。 ※ 微量栄養素は熱にきわめて敏感であるため、低温または常温の水での服用をおすすめします。 |
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副作用情報 | 副作用の報告はこれまでありませんが、気になる症状があった場合は早めに当院医師へご相談ください。 ※ 妊娠の可能性がある場合や妊娠中、授乳中の方への治療は行っておりません。必ず医師にお伝えください。 |
医薬品のため、処方には医師の診療が必要です。
Q.おくすりはどのくらいの期間服用すべきですか?
A.効果を実感していただくためには、最低でも3ヵ月間服用をおすすめします。
Q.おくすりの効果を実感できるまで、なぜ3ヵ月も待たなければならないのですか?
A.おくすりの有効成分は、頭皮の毛根に作用し、新しく作られる毛髪を改善します。髪は月に約1cmのびるため、効果が実感できるまでに必要な期間は約3ヵ月となります。
Q.おくすりによって良い結果が3~6ヵ月間で得られた後、さらにどれくらい使用を継続する必要がありますか?それとも、使用を中止して、様子をみた方が良いのですか?
A.良い結果を持続させ、時間がたっても髪を美しく保つためには、6~12ヵ月の服用をおすすめします。
Q.男性もおくすりを服用できますか?
A.はい。男性も服用していただけます。ただし、男性はアンドロゲンが原因となったAGAであり、女性特有のびまん性脱毛症ではありません。女神治療では、女性のびまん性脱毛症に焦点が当てられています。
Q.おくすりを服用すると体重が増加しますか?
A.いいえ、1カプセルのカロリーは0.5カロリーです。
Q.おくすりは体毛の成長も促しますか?
A.いいえ、体毛に影響しません。
Q.おくすりは薬局でも購入できますか?
クリニックで、取り扱いの薬やサプリメントローションは、薬局で取り扱いは、ございません。
【ご注意】 当院からのお願い
政府機関からの発表もありましたが、美容医療におけるトラブルは、平成22年度からの3年間で5千件を超えており※、年々増加している状況にあります。
トラブルを避けるためにも、患者様には医師の説明に十分に納得されて、治療を受けてください。
内服 | 価格 |
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ミノキシジル | 6,470円 |
フィナステリド | 4,970円 |
2点セット(ミノキシジル、フィナステリド) | 10,400円 |
デュタステリド | 6,600円 |
女髪 | 9,500円 |
診療内容(外用薬) | 処方 | 価格(税込み) |
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ミノキシジルローション | 1本 | 9,240円 |
ロゲインローション | 1本 | 8,800円 |
ロゲインローション | 2本 | 16,500円 |
ミノキシジルローション | 1本 | 6,600円 |
留意事項
下記AGA 治療薬等を服用された際、まれに副作用が生じる場合がございます。
ミノキシジル(ノキシジル®):動悸、息切れ、めまい、むくみ、目元の腫れなどの副作用がまれに起こることがございます。
フィナステリド(フィンペシア®):服用を始めて10~30日程度で「初期脱毛」と呼ばれる脱毛が起こることがあります。この症状は 1 ヶ月半~ 3 か月程度で治まるケースが多いです。そのほか、まれに起こる副作用として、精力の減退、精液量の減少、勃起不全、肝機能障害などがございます。
デュタステリド(ザガーロ):肝機能障害、黄疸、リビドー減退、勃起不全などの副作用がまれに起こることがございます。
女神:現在、報告されている副作用はありません。
万が一、上記のような症状にお気づきの際には、ただちに当院へご来院ください。担当の医師が責任を持って診療を行います。
当医薬品について
本ページに記載のある未承認医薬品は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものですが、「医師等の個人輸入」により適法な輸入許可を得ています。
日本では未承認医薬品を医師の責任において使用することができます。
個⼈輸⼊において注意すべき医薬品等についてはこちらをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1.html
気になるお悩み、まずはお気軽にご相談ください。
06-6318-7788
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